今回は「国際ロマンス詐欺」についてお伝えします。
この詐欺はオンライン上で行われ、相手になりすましてお金をだまし取る手口です。
私もSNSでよくメッセージが送られてきます。
以下に具体的な事例と注意喚起ポイントをご紹介します。
事例1: 「遠くの愛しい人」への送金要求
あなたはオンラインで素敵な異性と出会い、交流を深めます。
相手はあなたに深い愛情を語り、将来を誓い合います。
しかし、ある日突然、相手が困難な状況に陥ったという理由でお金を求めてきます。
例えば、入国ビザの手続き費用や病気の治療費などです。相手の要求に応じる前に、相手の情報を確認し、実際の必要性を慎重に判断しましょう。
事例2: 仮想恋人の存在
ある日、あなたは魅力的な異性とオンラインで知り合います。
しかし、相手と実際に会うことはできず、都合の悪い事情や急な予定変更が続きます。
このような場合、相手が本当に存在するのか疑問に思うべきです。
ビデオチャットや実際の対面を提案してみましょう。相手がそれを拒否する場合、警戒心を持ち、関係を進める前に相手の身元を確認することが重要です。
注意喚起ポイント
個人情報を共有しない: 氏名、住所、銀行口座情報などの個人情報は絶対に共有しないようにしましょう。詐欺師はこれらの情報を悪用する可能性があります。
不審な支援要求に注意: 急な資金要求や送金の依頼には注意が必要です。相手の情報を確認し、信頼できるかを見極めましょう。
相手の身元を確認する: インターネット検索やソーシャルメディアを活用して、相手の情報を調査しましょう。偽名や詐欺師の手口に関する情報は公開されていますので、それらを確認することが重要です。
感情に流されず冷静に判断する: ロマンス詐欺師は、あなたの感情に訴えかけ、急いで行動させようとします。しかし、冷静になり、相手の言葉や行動を客観的に見つめることが大切です。
オンラインセキュリティに注意する: 安全なオンライン環境を保つために、セキュリティソフトウェアを使用し、パスワードを強力なものに設定しましょう。また、不審なリンクや添付ファイルには絶対にクリックしないようにしましょう。
身近な人に相談する: 疑わしい状況や相手の行動に不安を感じたら、身近な人に相談しましょう。家族や友人は客観的な意見を提供してくれるかもしれません。
最後に、国際ロマンス詐欺から身を守るためには常に警戒心を持ち、自己防衛の意識を高めることが重要です。
感情的にならずに事実を確認し、オンラインでの交流には慎重になりましょう。安全なオンライン環境を保つために、常に情報セキュリティに気を配ることも大切です。
